チケ流の手数料の計算方法は?売り手側と買い手側の違いも!

チケ流の手数料の計算方法は?売り手側と買い手側の違いも!

コンサートやスポーツイベントのチケットを取引する際、チケット流通センター(通称:チケ流)を利用する方も多いと思います。しかし、実際に取引する前に気になるのが手数料の金額ではないでしょうか。この記事では、チケ流での手数料計算方法について、売り手側と買い手側それぞれの視点から詳しく解説します。

目次

チケ流の手数料体系の基本

チケット流通センターでは、売り手と買い手それぞれに異なる手数料体系が設定されています。結論から言うと、買い手側の手数料は比較的安く、売り手側の手数料がやや高めという特徴があります。

チケ流買い手側の手数料計算

買い手がチケ流でチケットを購入する場合、以下の費用が発生します。

事務手数料(税込)

  • 500円~3,000円のチケット:297円
  • 3,001円~10,000円のチケット:440円
  • 10,001円~30,000円のチケット:770円
  • 30,001円以上のチケット:チケット代の3.30%

この他に、あんしん配送サービスを利用する場合は825円(税込)の追加料金が必要です。

具体例で見る買い手の支払い金額

例えば、6,000円のチケットを購入する場合

  • チケット代:6,000円
  • 事務手数料:440円(3,001円~10,000円の区分)
  • 合計:6,440円

あんしん配送サービスを利用する場合は、

  • 6,000円 + 440円 + 825円 = 7,265円

チケ流売り手側の手数料計算

一方、売り手側は「仲介手数料」が差し引かれます。料金体系は以下の通りです。

仲介手数料(税込)

  • 500円~3,000円のチケット:297円
  • 3,001円~8,000円のチケット:836円
  • 8,001円以上のチケット:チケット代の10.45%

具体例で見る売り手の受取金額

例えば、5,000円でチケットを販売する場合

  • チケット代:5,000円
  • 仲介手数料:836円(3,001円~8,000円の区分)
  • 受取金額:4,164円

10,000円のチケットを販売する場合

  • チケット代:10,000円
  • 仲介手数料:1,045円(10,000円×10.45%)
  • 受取金額:8,955円

他のサービスとの比較

チケットの二次流通サービスを検討する際、チケ流以外の選択肢も視野に入れることが重要です。例えば、チケジャム 手数料の仕組みも検討する価値ありです。チケジャムは、ライブやコンサート関係に強く、K-POPやジャニーズ関連のチケットが特に取引されているようです。各サービスの手数料は異なるため、取引するチケットの価格帯によっては、どちらがお得になるか比較してみると良いでしょう。

どちらが得なのか?料金比較

チケット価格によって変わりますが、一般的に買い手の手数料の方が安く設定されています。特に高額なチケットの場合、売り手側の手数料率(10.45%)は買い手側(3.30%)より大幅に高くなります。

例えば35,000円のチケットの場合

  • 買い手の手数料:1,155円(35,000円×3.30%)
  • 売り手の手数料:3,658円(35,000円×10.45%)

知っておきたい追加費用と注意点

知っておくと参考になる注意点や追加費用についてご紹介します。

キャンセル料について

売り手側が「在庫あり」の連絡後に取引をキャンセルした場合、以下のキャンセル料が発生します。

  • 500円~3,000円のチケット:1,000円
  • 3,001円~8,000円のチケット:1,500円
  • 8,001円以上のチケット:チケット代の20%

振込関連の注意点

売り手が登録した銀行口座に不備があった場合、再振込手数料として880円(税込)がかかります。正確な口座情報を登録することが重要です。

どのように手数料を抑えるか

手数料を抑えるポイントとしては、

  • 買い手側は事務手数料の区分変更直前の価格帯(例:10,000円付近)のチケットに注意
  • 売り手側は8,000円付近のチケットは価格設定に注意(8,001円になると定額から定率計算に変わる)
  • あんしん配送サービスは必要性を検討(個人情報保護が必要な場合は利用価値あり)

まとめ

チケット流通センターの手数料は、売り手と買い手で大きく異なります。一般的に買い手側の手数料負担は軽めに、売り手側の負担はやや重めに設計されています。特に高額チケットを売る場合は、手数料がかなりの額になることを念頭に置く必要があります。チケット取引を行う際は、これらの手数料を考慮した上で価格設定や購入判断を行うことで、より賢い取引が可能です。また、規定の手続きをきちんと守ることで、不要な追加費用の発生を防ぐことができます。

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