飛狐外伝は実話?史実上との違いやモデルとなった時代設定も紹介

「飛狐外伝(ひこがいでん) レガシー・オブ・ヒーロー」は中国の有名小説をドラマ化した「武侠アクションエンターテイメント」作品です。

[chat face=”pome-kyoton-350×350-1-300×300-1.png” name=”” align=”right” border=”yellow” bg=”none”]1話が無料で見られるけどみんな見た??[/chat]

ドラマを見始める前に、主役のモデルは実在したのか、実話を元にしているのか気になりますよね!

また、長い中国の歴史の中でどの時代設定なのでしょう?

史実に基づいたドラマなのかを先に知っておくと、時代ごとの衣装や髪形の違いも楽しむことができそうです。

今回は、飛狐外伝が実話でモデルは実在していたのか?

ドラマと史実の違い、時代設定を解説していきます!!

[chat face=”pome-kyoton-350×350-1-300×300-1.png” name=”” align=”right” border=”yellow” bg=”none”]胡斐(こひ)や苗人鳳(びょうじんほう)みたいな侠客ってホントにいたのかな~?[/chat]

 

目次

飛狐外伝は実話で実在した?

飛狐外伝は両親を殺された主人公が、親の仇を追いながら、仲間と出会い恋を経て英雄へと成長していくアクションエンターテイメント作品です。

実話なのか調べてみたところ、香港の金庸という作家の武俠小説を原作としたフィクションでした。

金庸は武侠小説の大家で、原作は「雪山飛狐」という小説の主人公「胡斐」の少年~青年時代を描いた作品が「飛狐外伝」なんです。

特に雪山飛狐は人気の作品で、中国では何度もドラマ化や映画化もされていますし、飛狐外伝も過去に映像化されていました。

ドラマでは原作の登場人物をそのままに映像化していますが、一部ストーリーは変更しているようですので、小説を読んでみるのも楽しいかもしれませんね!

ちなみに小説版の飛狐外伝は3部作と長編になっていますので、ドラマも見ごたえがありそうです。

[chat face=”pome-kyoton-350×350-1-300×300-1.png” name=”” align=”right” border=”yellow” bg=”none”]へぇ!ドラマや映画になるってことは金庸は大人気の作家なんだね。[/chat]

原作もドラマも時代設定は清の乾隆(1736年 – 1795年)年間の設定なんですよね。

[chat face=”pome-kyoton-350×350-1-300×300-1.png” name=”” align=”right” border=”yellow” bg=”none”]じゃあドラマに出てくるのはみんな架空のひとなのかな?[/chat]

原作者の金庸は、中国の壮大な歴史をもとに実在の人物も取り入れながら武侠小説を書いた作家ですので、今回のドラマも歴史上の人物がいないのか調べてみましたよ!

 

主人公の胡斐とはどんな人?

「飛狐外伝」の原作者金庸によると、武侠小説の中で侠(義理)を大切にする主人公を描きたいという思いで胡斐を登場させたそうです。

ドラマの胡斐は一体どんな人物なのか?というと・・・・。

やはり正義感にあふれる義理堅い主人公として描かれています。

その姿はさっそく1話目の少年時代の胡斐にも!

姉と慕う馬春花が強盗団の閻基(えんき)に殴られて気を失うシーン・・・・。

胡斐は馬春花を助けようと閻基に立ち向かっていきます。

原作と変わらずドラマでも正義感あふれる主人公として描かれていて、英雄へと成長していくんですね!

[chat face=”pome-kyoton-350×350-1-300×300-1.png” name=”” align=”right” border=”yellow” bg=”none”]胡斐が英雄になっていく姿が楽しみだね!![/chat]

 

陰謀をたくらむ福康安のモデルは誰?

飛狐外伝で武術の達人たちを貶めようと陰謀をめぐらせる福康安は乾隆帝の私生児という設定です。

実は他のドラマでも福康安という人物が出てくるので実在していたのか調べてみました。

結論から言うと福康安は、乾隆帝から重用されていた実在の人物です。

あまりにもかわいがられていた為、血を分けた息子なのでは?と疑われていた様ですが、本当に実子であったかは分かっていません。

でも、憶測が飛び交うほどにひいきされていたのでしょうね。

ドラマでは、1話にも登場する馬春花を一夜限りで捨てたり、彼女が産んだ子供を取り戻そうとしたり・・・・陰険な役どころで馬春花を慕う胡斐と対立します。

歴史上の福康安は大きな戦いを指揮したり、政治的にも重要な役割を果たした人物で、陰謀をくわだてたという情報はありませんでした。

 

飛狐外伝の史実や時代設定の違いは?

原作者の金庸が史実に基づいて構成をする作家で、今回のドラマも清の繁栄期になっています。

登場人物は架空の人で、一部名前が実在の人物でしたが、ドラマの時代設定は歴史をもとに再現しているのか?

史実との違いはあるのか、こちらも気になるところです。

[chat face=”pome-kyoton-350×350-1-300×300-1.png” name=”” align=”right” border=”yellow” bg=”none”]飛狐外伝は清の時代のお話なんだね。[/chat]

 

時代設定は清の乾隆年間!

清の全盛期である乾隆(けんりゅう)年間(1736年 – 1795年)でドラマも原作に忠実で同じ年代に設定しています。

原作ファンが多いだけあってしっかり時代設定しているんですね。

清の時代だということは、登場人物の男性の髪型が・・・辮髪(べんぱつ)になっていることからも良くわかります!!

特徴的な髪型ですね。

また、服装も満州服という横にスリットがはいった服を着ているので、歴史に沿っているドラマだということがわかりました。

[chat face=”pome-kyoton-350×350-1-300×300-1.png” name=”” align=”right” border=”yellow” bg=”none”]ドラマの衣装さんやヘアメイクさんも歴史を調べたりするのかな?大変そうだね![/chat]

その他にも、ドラマで登場する馬行空(馬春花のお父さんです。)が鏢局(ひょうきょく)の頭なんですが、鏢局って何かな?としらべたところ・・・・。

盗賊から荷物や人を守る、運送業+警備員のような職業でした!武術に優れていないとできないので、今でいうSPみたいな感じでしょうか。

清の時代に本当に民間の職業としてあったので、こういうところも歴史に基づいているドラマなんですね~!

 

史実の違いは侠客

[chat face=”pome-kyoton-350×350-1-300×300-1.png” name=”” align=”right” border=”yellow” bg=”none”]?侠客って苗人鳳(びょうじんほう)みたいな正義の味方みたいな人のこと??[/chat]

侠客は曲がったことが大嫌い、正義理堅く義を重んじる武術に優れた人のことで、古来の中国の君子たちは侠客を養っていたといわれています。

ドラマに出てくる苗人鳳や主人公の父親胡一刀(こいっとう)のような渋くて強い侠客が本当にいたのか?はわかりませんでした。

また、主人公胡斐と心を通わせる袁紫衣(えんしい)のような武術に優れた女性がいたというような史実は見つかっていません。

戦う強い女性はドラマのフィクションなのでしょう。

でも、史実でなくとも美しく強い女性がいるだけで、一段とドラマがたのしめますよね~。

 

まとめ

飛狐外伝は実話ではありませんが、時代設定や史実を踏まえたドラマだということが判明しました!

また史実との違いや実在のモデルについても飛狐外伝はフィクションのため、残念ながら違いまではわかりませんでしたが・・・・。

髪型や満州式の衣装などが時代設定に基づいているので実話や、実在のモデルがいなくても清時代を想像しながらドラマを楽しんでいきましょう!!

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