穏やかな笑顔と繊細なまなざしで、多くの視聴者を惹きつけてきた韓国俳優チョンイル。ドラマを見ているうちに「この俳優さんはどんな人なんだろう」と気になってきた方も多いのではないでしょうか。この記事では、そんなチョンイルの人柄や歩みがより身近に感じられるよう、さまざまな角度からその魅力をひも解いていきますよね。
韓国俳優チョンイルのプロフィール
チョンイルは1987年9月9日生まれで、ソウル出身の韓国俳優です。身長は183cmとすらりとした体型で知られており、画面に映ったときのスタイルの良さに目を引かれた方も多いでしょう。
家族構成は父・母・姉の4人家族で、父は韓国放送公社の記者、母は織物研究者で韓国伝統文化大学校の教授という知的な家庭で育ちました。こうした家庭環境の中で、落ち着いた話し方や礼儀正しさが自然と身についたのではないかと想像できますよね。
大学はソウル芸術大学の放送芸能科に入学した後、漢陽大学演劇映画学科に編入し、演技を専門的に学びました。学業と仕事を両立しながら2014年に卒業しており、コツコツ努力を積み重ねるタイプの俳優だと感じられるでしょう。
デビューのきっかけは?
韓国俳優チョンイルの名前を一気に知らしめたのが、2006年のシットコム『思いっきりハイキック!』です。オーディションでは約400人の中から高校生イ・ユノ役に抜擢され、ひ弱な兄とやんちゃな弟というコントラストの中で“イケメン問題児”を生き生きと演じました。
この作品は最高視聴率27%を超える国民的ヒットとなり、チョンイルは一躍次世代スターとして注目を浴びます。ちょっと不良っぽい雰囲気の中に素直さや弱さものぞくキャラクターで、「憎めない問題児」を魅力的に表現していたのが印象的でしたよね。
その後は『美賊イルジメ伝』のヒーロー役、『お嬢さまをお願い!』のエリート弁護士役など、ジャンルの異なる作品に挑戦し続けます。早い段階から正統派イケメンだけでなく、コミカルな役柄や影のある人物まで幅広く演じてきたところに、韓国俳優チョンイルの懐の深さが見えるでしょう。
チョンイルの出演ドラマ一挙紹介
ここからは、韓国俳優チョンイルの出演ドラマの中でも特にチェックしておきたい作品を、時期ごとに整理して紹介していきます。どのドラマから見始めるか迷っている方の参考にもなるでしょう。ではブレイクのきっかけとなった作品を紹介します。
『思いっきりハイキック!』
2006~2007年に放送された本ドラマのイ・ユノ役で出演しています。3世代が同居する一家のドタバタを描いた国民的シットコムで、チョンイルは成績はイマイチだが憎めない高校生ユノを好演。等身大の若者像と自然な演技で、一気に人気を獲得した作品です。
『美賊イルジメ伝』
2009年放送の『美賊イルジメ伝』では朝鮮時代を舞台に、弱者のために悪を懲らしめる義賊イルジメを演じ、アクションや感情表現の幅広さを見せました。コメディ色の強かった前作とは異なる本格時代劇で、“ただのシットコム出身俳優ではない”ことを証明したと言えるでしょう。
『お嬢さまをお願い!』
ユン・ウネ主演のラブコメで、冷静でスマートな弁護士イ・テユンという優等生キャラを担当。コミカルさの中にも大人の落ち着きをにじませ、韓国俳優チョンイルの“スーツ姿のかっこよさ”に惹かれた視聴者も多かったのではないでしょうか。
時代劇で評価を高めた代表作
これまでコメディ色の強いドラマを多く演じてきた印象もありますが、時代劇作品でも注目されましたよ。
『太陽を抱く月』
最高視聴率46%を記録した大ヒット時代劇で、王の異母兄・陽明君を熱演。王位継承から遠ざけられた切ない王子という難しい役どころでしたが、爽やかさと哀愁を併せ持つ演技が高く評価され、時代劇プリンスと呼ばれるきっかけになりましたよね。
『夜警日誌』
幽霊が見える王子というファンタジー色の強い作品で、アクション・ロマンス・コメディをバランスよくこなしました。華やかな衣装と優雅な立ち居振る舞いが印象的で、時代劇での存在感をさらに強めた一作でしょう。
『ヘチ王座への道』
名君として知られる英祖の若き日を演じ、複雑な宮廷政治の中で成長していく姿を丁寧に描きました。正義感と冷静さを併せ持つキャラクターを通じて、成熟した韓国俳優チョンイルの魅力が伝わってきます。
ラブコメ&ヒューマン作品で見せた新たな一面
最近では大ヒット韓国映画「母を捨てにいきます」がアジアで後悔されて、国民的俳優からグローバルな俳優に成長しているチョンイル。ここでは人気の高いラブコメ・ヒューマン作品を紹介していきます。
『私の期限は49日』
死神のような存在“スケジューラー”を演じ、ミステリアスでありながらどこか愛嬌のあるキャラクターを作り上げました。コミカルさと切なさを行き来する演技に心を動かされた方も多いでしょう。
『シンデレラと4人の騎士<ナイト>』
孤独を抱えたツンデレ御曹司というおいしい役柄で、ラブコメ王子としての魅力を存分に発揮しました。不器用ながらも真っ直ぐヒロインを想う姿が、「こんな彼氏がいたら…」と視聴者の想像をかき立てたのではないでしょうか。
『夜食男女』
小さな夜食店を営むシェフを演じ、「料理男子」としてのイメージを定着させた作品です。美味しそうな料理と優しい笑顔の組み合わせは、見ているだけで癒やされるドラマですよね。
『ポッサム〜愛と運命を盗んだ男〜』
“ポッサム”という風習を題材にした時代劇で、荒っぽいが心根は優しい男バウを熱演。コミカルさとシリアスさのバランスが絶妙で、長年の経験が生かされた円熟味のある演技に惹きつけられるでしょう。
俳優仲間との友情エピソード
韓国俳優チョンイルを語るうえで欠かせないのが、親友イ・ミンホとのエピソードです。2人は同じ町内に住む幼なじみで、学生時代からの長い付き合いだとされていますよね。
チョンイルはバラエティ番組『ハッピートゥゲザー4』で、「『思いっきりハイキック!』のオーディション直後にイ・ミンホと旅行に行き、そこで大きな交通事故に遭った」と語っています。4ヶ月半もの入院生活を送り、骨盤や手首に重いケガを負ったものの、リハビリを経て再び俳優として活動を続けてきました。つらい時期を支え合ったイ・ミンホとの友情は、ファンにとっても胸が熱くなるエピソードでしょう。
『夜食男女』や料理バラエティなどでは、自ら腕をふるう料理好きな一面もよく話題になります。手際よく料理を作りながら共演者やスタッフに振る舞う姿からは、人と食事を囲む時間を大切にする温かい人柄が伝わってきますよね。イ・ミンホとも家で料理を作りながら宅飲みしていると思うと、うらやましい限りですよね。
まとめ
韓国俳優チョンイルは、シットコムでのブレイクから本格時代劇、ラブコメ、ヒューマン作品まで、幅広いジャンルで存在感を放ってきた実力派俳優です。知的な家族構成や俳優チョンヘインとの親戚関係、幼なじみイ・ミンホとの事故エピソードなど、バックグラウンドを知ると、作品で見せる表情の奥行きもより深く感じられるのではないでしょうか。これからも、韓国俳優チョンイルがどんな新しい役柄に挑戦していくのか、楽しみに作品を追いかけていきたいですね。

